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July 25, 2013

フランキー・ヴァリとザ・フォー・シーズンズ(40)

フランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズが6月25日と26日にロイヤル・アルバート・ホールで行った公演の模様がUK鑑賞団体のブログにアップされている。セットリストも載っているので、9月の来日公演まで楽しみにしておきたい方はご注意を。

昨年10月のブロードウェイ公演と、ほとんど内容は同じなのだが、ニューヨークとロンドンで1曲、やった曲が入れ替わっていて、どちらもその土地ならでは、という理由で選曲されたことは明らか。日本では、どちらか1曲をやるといえば前者だろうが、私はどちらも聴きたい! (曲名書いてもいいんだが、ここはお楽しみということで)。

フランキー・ヴァリの体調不良で実施されなかったイギリスでの残り5回の公演は、結局延期ではなく中止になってしまった。また来年ということだ。

さて、9月13日の東京公演だが、まだ席に余裕があるということなので、迷っている方はお早めに!

次に、国内発売についての続報。8月7日発売のフランキー・ヴァリのファースト・ソロ『君の瞳に恋してる』、イギリス盤仕様の12曲入りで出るとお伝えしていたが、結局シングルB面2曲の許諾が降りず、アメリカ盤のオリジナル通りの10曲入りになってしまった。残念!

ただ、このアルバムは以前英エースや米コレクターズ・チョイスから『Timeless』との2in1で出た際に、オリジナルLPとは左右チャンネルが逆になってしまっていた。ドラムスが本来は左のはずが、右から聞こえていたのだ。今回はオリジナル通りの正しいチャンネルに改められたのでご安心を。

今回の国内初CD化はヴァリのソロばかりで、肝心のフォー・シーズンズのアルバムが何故ないのかと思ったら、ワーナーはちゃんと複数タイトルをオーダーしていたにもかかわらず、許諾が下りなかったというのだ。ヴァリとボブ・ゴーディオは、何故こうも復刻に消極的なのか、首をかしげるばかりだ。

モータウンのシングルを集大成してきたシリーズの最新編集盤(CD5枚+アナログ・シングル1枚)が、先日リリースされた。

“THE COMPLETE MOTOWN SINGLES - VOL.12A: 1972” (Motown Select B0012935-02)
B001293502

この中にフランキー・ヴァリのモーウェストからの最初のシングル「Love Isn't Here (Like It Used To Be)」「Poor Fool」も収められているのだが、何と2曲とも最初のプレスとセカンド・プレスの2ヴァージョンずつ収められていた。まだざっとしか聴けていないが、「Love...」の方は、確かにセカンド・プレスの方はイントロの頭の部分がカットされている! 「Poor Fool」の方はパッと聴いただけでは、違いがわからなかった。

そして最後に大事なお知らせ。初来日を控え、雑誌「レコード・コレクターズ」9月号では、実に21年ぶりとなるフォー・シーズンズの特集記事が組まれることになったが、私が本文記事とアルバム12選を執筆させてもらった。限られた文字数に彼らの歩みをギュッと詰め込んだので、ぜひお読みいただきたい。発売は来月15日(お盆だから店頭に並ぶのはもっと早いと思うが)。

8月22日の武蔵小山アゲインでのトーク・イベントの方も、よろしくお願いします。

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July 02, 2013

フランキー・ヴァリとザ・フォー・シーズンズ(39)

体調不良で6月17日からのイギリス公演が延期になってしまったフランキー・ヴァリだが、その後順調に快復し、25日・26日のロイヤル・アルバート・ホール公演は無事に行われたようだ。もう79歳の高齢だから、ちょっとのことでも心配だ。

それはともかく、フランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズ9月13日の初来日公演に向けてペースを上げていきたいところで更新が止まってしまったのには、大きな理由があった。

実は、8月14日発売の「新・名盤探検隊」第三弾のラインナップに含まれるフランキー・ヴァリのソロ4作のうち2作、『ふたりの面影』『恋人たちの調べ』のライナーノーツを執筆していたのだ。去年からブログで騒いでいただけに、依頼を受けたことは光栄の至り。

で、無事に脱稿できたところで、昨日書いたように今度は小松亮太『ブエノスアイレスのマリア』関連の執筆がしばらく続くので、ブログの更新はまたしばらくまともに出来そうもないが、ヴァリ/フォー・シーズンズ来日に関連したイベントについてだけは早めに紹介しておかないといけない。

まず、新宿のネイキッド・ロフトで7月15日(月)に行われるのが、
CRT & レココレ Presents Vol.167
「愛はまぼろし~フランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズ・ナイト!」
これは非常に楽しみ。

そして、何と私も企画してしまった!
武蔵小山アゲインで8月22日(木)にやります。8月のスケジュールはこちら

お相手を務めてくださるのは、ミュージカル『JERSEY BOYS』について恐らく日本一詳しい/理解している、And This Is Not Elf LandのElaine'sさん。

つい先日もニューヨークやニュージャージーに赴き、観劇だけでなく彼らゆかりの地も訪れてきた彼女の貴重な話など、なかなか聞けるものではないと思う。私も最近までに入手した珍しい音源などをご紹介するつもりなので、みなさんぜひ遊びに来てください。

8.22(木) 「ようこそフランキー・ヴァリ!フォー・シーズンズ来日記念トーク」 出演:高田和子、斎藤充正

Open:19:00 / Start:19:30
入場料:1,000円
待望の初来日が決定したフランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズ。彼らを描いて全米や世界各地でロングラン中のミュージカル“Jersey Boys”の日本最強リピーターと、8月発売のヴァリ『ふたりの面影』他のライナー執筆者が、秘蔵音源を交えながら、彼らの知られざる歴史と業績に迫ります。是非お気軽にご参加ください。

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July 01, 2013

小松亮太『ブエノスアイレスのマリア』、感動のライヴ盤発売へ

6月半ば以降は怒涛の忙しさで、ブログの更新も出来ないままに終わってしまったが、何といっても超ビッグ・イベントだったのが昨日6月29日に東京オペラシティーで行われた、小松亮太のタンゴ・オペリータ『ブエノスアイレスのマリア』!!
小松亮太デビュー15周年の集大成でもあり、初演者アメリータ・バルタール自身による45年ぶりの再演という、まさに歴史的な公演だったが、本当に震えるような感動を与えてくれた(ギジェルモ・フェルナンデスの語り手への起用も、公演成功の大きな要因の一つだったと思う)。この1回限りの公演が録音され、8月28日に2枚組CDとしてリリースされるのだ!

で、私の仕事は、
(1)雑誌「モーストリー・クラシック」9月号(7月20日発売)掲載の公演評執筆。
(2)雑誌「ラティーナ」8月号(7月20日発売)掲載の、アメリータ・バルタールとギジェルモ・フェルナンデスへのインタヴュー記事執筆。
(3)小松亮太『ブエノスアイレスのマリア』(ソニー SICC-1644~5)ライナー・ノーツ執筆。

もちろん重複する内容もあるわけだが、これをほとんど同時に進行させねばならないのだから、大変だ。
頑張らなくては。

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