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May 30, 2013

フランキー・ヴァリとザ・フォー・シーズンズ(36)

第34回で紹介した4枚組『TWO CLASSIC ALBUMS PLUS THE FOUR LOVERS AND RARE SINGLES』が届いたので、これに絡めてザ・フォー・シーズンズ結成前後の関連音源(1953~1966年)をざっと整理しておきたい。これらは、1956~57年のザ・フォー・ラヴァーズ時代と、それ以外のさまざまな名義でのもの(バック・コーラスで参加したものも含む)とに分けられ、それぞれの音源は、次の6種類の編集盤で聴くことが出来る。

(1) "BETWEEN FOUR LOVERS AND FOUR SEASONS" (Valli 100) 198?
Valli1a

Valli1b

LP時代の編集盤で14曲入り。The Rays Featuring Hal Miller「Are You Happy Now (Yeah Yeah Song)」は(2)以降のどの編集盤にも含まれていない。

(2) "THE FOUR LOVERS 1956" (Bear Family BCD 15424) 1989
Bcd15424a

Bcd15424b

未発表曲2曲、未発表テイク6曲も含めた彼らのRCAビクターへの全録音31曲を、詳細なデータ付きで収録。理想的な内容の優れた編集盤である。

(3) "THE FANTASTIC FIRST YEARS" (Sparkletone SP 99005) 1995
Sp99005a

Sp99005b

(1)の拡大版的内容のCDで33曲入り。(2)には未収録のフォー・ラヴァーズのエピック録音2曲((1)にも収録)とエド・サリヴァン・ショーでのライヴ2曲、フォー・シーズンズによるコカ・コーラのCMソング「Things Go Better With Coke」なども含まれている。

(4) FRANKIE VALLI "THIS IS MY STORY - THE EARLY YEARS 1953-1959" (Jasmine JASCD 565) 2010
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※このCDは持っていないので、画像はネットから拾った。
(2)収録曲から未発表テイクを除いた25曲と、(3)のうち1959年までの録音14曲+1961年のHal Miller and The Rays「An Angel Cried」、以上40曲入りの2枚組。

(5) "FRANKIE VALLI & THE FOUR SEASONS - THE ANTHOLOGY" (One Day Music DAY2CD193) 2013
Day2cd193a

Day2cd193b

50年の著作権保護期間切れに合わせ、1962年のザ・フォー・シーズンズの音源も含まれた。アルバム『SHERRY & 11 OTHERS』全曲+アルバム未収録のシングルB面2曲、ゴーンからの「Bermuda/Spanish Lace」、クリスマス・アルバムから1曲、あとは(2)(3)(4)からの楽曲で構成された50曲入り2枚組。第34回で触れたように、Johnny Halo「More Lovin', Less Talkin'」とThe Village Voices「Red Lips」が初収録。

(6) "TWO CLASSIC ALBUMS PLUS THE FOUR LOVERS AND RARE SINGLES" (Real Gone Music RGMCD065) 2013
Rgmcd065a

Rgmcd065b

CD1:
フォー・ラヴァーズ以外のさまざまな名義による1953~1962年の録音を録音順に23曲収録。(5)で初登場の2曲も含まれている。Miss Frankie Nolan「(I wish it were) Summer All Year 'Round」とMatthew Reid「Lollipops Went Out Of Style」が初収録。
CD2:
フォー・ラヴァーズのRCA録音のうち(2)が初出の8曲を除く23曲+(1)(3)(4)(5)にも収録のエピック録音2曲の計25曲収録。
CD3:
『SHERRY & 11 OTHERS』全曲+「Bermuda/Spanish Lace」の全14曲収録。
CD4:
『THE 4 SEASONS GREETINGS』全曲+アルバム未収録の「I've Cried Before」「Connie-O」の全15曲収録。


これらの編集盤に収められた曲目を表にまとめたので、参照して頂きたい。
「4seasons.pdf」をダウンロード

リアル・ゴーンからの4枚組は、曲目だけを見れば充実しているように思えるが、他の盤と比較してかなり音質の悪い曲も含まれているなど、実際には問題が多いので、その辺りは次回検証したい。

(この項続く)

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May 22, 2013

フランキー・ヴァリとザ・フォー・シーズンズ(35)

フランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズ初来日決定の興奮は、もちろん醒めるどころではない。9月までに何が出来るか考えながら、彼らを迎える準備をしなければと考えている。

来日が予定されるメンバーについては、こちらのページにプロフィール(英文)が載っているので、ご参考までに。

彼らのアルバム紹介も、遅々として進まない。彼らが取り上げた様々なタイプの曲のバックグラウンドを事細かに調べたりしているからだが、このだらだらしたスタイルは紹介中のオリジナル・セカンド・アルバム『BIG GIRLS DON'T CRY』でいったん打ち止めとし、以後のアルバムは簡潔に紹介して来日公演に間に合わせたい(うまくいくかどうかはまったく心許ないが)。

とりあえずは『BIG GIRLS DON'T CRY』B面の続き。

3. Since I Don't Have You (Beaumont - Vogel - Verscharen - Lester - Tayler - Rock - Martin)
ピッツバーグ出身の白人ドゥーワップ・グループ、ザ・スカイライナーズの代表曲で、1958年から1959年にかけて大ヒットし、ビルボード・ホット100の12位を記録している。リード・ヴォーカルのジミー・ボーマントと他のメンバーたち、すなわちウォーリー・レスター、ジャック・テイラー、ジョー・ヴァースチャレン、そして紅一点のジャネット・ヴォーゲルと、彼らのマネージャーでプロデューサーのジョー・ロック、そして発売元のローカル・レーベル、キャリコの設立者の一人で伴奏オーケストラを指揮したピアニスト、アレンジャーのレニー・マーティンの計7人の合作(キャリコからのオリジナル・シングルでは作者クレジットは"(J. Rock - The Skyliners)"となっている)。

この曲はカヴァー・ヴァージョンも多く、チャック・ジャクソン(1964)、マンフレッド・マン(1965)、ルー・クリスティ(1966、プロデュースはチャールズ・カレロ)、アート・ガーファンクル(1979)、ドン・マクリーン(1981)、ロニー・ミルサップ(1991)、ガンズ&ローゼズ(1994)、ブライアン・セッツァー・オーケストラ(1998)、ロン・セクスミス(2012)など多岐にわたっている。

4. My Suger (Bob Crewe - Bob Gaudio)
カヴァーが中心のアルバムの中では貴重な、ボブ・クルーとボブ・ゴーディオによるオリジナル。ファースト・アルバムの「Peanuts」同様、テープ速度を変えたとおぼしきヴァリのファルセット中心のコミカルな作りで、ヴィー・ジェイから1966年3月になってザ・ワンダー・フー名義でその「Peanuts」とのカップリングでシングル・カットされた(VJ 717)。

次の5曲目は、1953年のMGM映画『リリー』のメイン・テーマ「Hi-Lili, Hi-Lo」のカヴァーだが、この映画とその音楽については、次回詳しく紹介する。

(この項続く)

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フランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズ、待望の初来日決定!

夢が叶うとは、まさにこのことだろう。

去る5月17日、よもやと思われたフランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズの初来日が発表され、先行予約も開始されたのだ。

情報の少ない彼らについて、昨年3月から彼らのことをブログで取り上げてきた中、第4回ではこう書いた。

フランキーはこの5月3日で78歳になる。85歳のトニー・ベネットも頑張っているくらいからまだ大丈夫だろうが(関係ないか)、元気なうちに一度生で観てみたいものだ。来日の可能性はありそうもないのだが。

また、昨年8月のザ・ビーチ・ボーイズ千葉公演について書いた中でも、

素晴らしいコンサートだった……と、大観衆の中で感じながらも、アメリカン・ポップスのもう一方の雄だったフランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズを日本で観ることなど到底かなわない絶望へと気持ちが傾いてしまう今の私なのであった。

などと嘆いていたのだ。それが、今のところ9月13日の日比谷公会堂公演しか決まっていないものの、来日してくれるというのだから、喜ばずにおられようか。

というわけで、9月の公演に向けて、これまで以上に多くの方々が拙プログを訪れてくださることを期待しつつ、ここまで書いてきた内容を整理して、目次のようなものにしてみた。ご参考になればなによりだ。

第1回 3/21/2012
イントロダクション~近年の話題~彼らにはまったきっかけ

第2回 3/24/2012
「レコード・コレクターズ」1992年3・4月号の特集記事とその後のリリース

第3回 3/25/2012
オリジナル・アルバム一覧と60年代のメンバー

第4回 3/25/2012
70年代以降のメンバー~最近の活動

第5回 3/29/2012
オリジナル・アルバムのCD復刻状況

第6回 4/5/2012
フォー・シーズンズとヴィー・ジェイ・レコーズ

第7回 4/11/2012
8トラック録音から16トラック録音への移行~編集盤でのヴァージョン違い

第8回 4/20/2012
60年代後半のレコーディングとセッション・ミュージシャン

第9回 4/23/2012
イベント告知~国内盤CD『ヴェリー・ベスト・オブ・フランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズ』

第10回 4/26/2012
レコーディング・スタジオとエンジニアほか

第11回 5/1/2012
モノラル・ミックスとステレオ・ミックスほか

第12回 5/8/2012
セッショングラフィー分析

第13回 5/15/2012
武蔵小山Againでのイヴェント「Good Old Boys~ザ・フォー・シーズンズ・ナイト」レポート

第14回 5/25/2012
モーウェスト~モータウン時代の未発表音源

第15回 6/6/2012
1969~73年のメンバー変遷

第16回 6/8/2012
1973~74年のメンバー変遷

第17回 6/11/2012
モーウェスト~モータウン時代の未発表音源・その2

第18回 7/2/2012
モーウェスト~モータウンでの不遇

第19回 7/11/2012
英編集2枚組ベスト"WORKING MY WAY BACK TO YOU"と新録「The Night (2012 Version)」

第20回 7/18/2012
ボブ・クルーとの再会~モータウン末期の録音

第21回 8/11/2012
「My Eyes Adored You(瞳の面影)」で復活

第22回 9/25/2012
デビュー・アルバム"SHERRY & 11 OTHERS"紹介

第23回 10/4/2012
デビュー・アルバム"SHERRY & 11 OTHERS"紹介・その2

第24回 10/14/2012
デビュー・アルバム"SHERRY & 11 OTHERS"A面曲目紹介

第25回 10/16/2012
デビュー・アルバム"SHERRY & 11 OTHERS"B面前半曲目紹介

第26回 11/8/2012
デビュー・アルバム"SHERRY & 11 OTHERS"B面後半曲目紹介

第27回 11/14/2012
デビュー・シングル「Bermuda/Spanish Lace」

第28回 11/15/2012
The 4 SeasonsかThe Four Seasonsか~クリスマス・アルバム紹介

第29回 12/20/2012
フォー・シーズンズと他アーティストのクリスマス・アルバム

第30回 12/24/2012
クリスマス・アルバム紹介の続き

第31回 12/26/2012
セカンド・アルバム"BIG GIRLS DON'T CRY AND TWELVE OTHERS"紹介

第32回 4/18/2013
セカンド・アルバム"BIG GIRLS DON'T CRY AND TWELVE OTHERS"A面前半曲目紹介

第33回 4/20/2013
セカンド・アルバム"BIG GIRLS DON'T CRY AND TWELVE OTHERS"A面後半~B面前半曲目紹介

第34回 5/17/2013
関連CD/DVDリリース情報

番外編:フランキー・ヴァリも参加したジュース・ニュートンのデュエット企画 4/28/2013

(続く)

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May 17, 2013

フランキー・ヴァリとザ・フォー・シーズンズ(34)

まずは訂正から。これまで、アレンジャーのSid Bassを「シド・ベース」と表記してきたが、正しくは「シド・バース」だった(過去の記事は訂正済)。元阪神タイガースのランディー・バースとか、シンガーのフォンテラ・バース(「バス」と書かれることも多いが)と同じである。

ここのところ、フランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズ関連のCDやDVDのリリースが続いているので、アルバム『BIG GIRLS DON'T CRY』の曲目紹介を続ける前に、ざっと紹介しておく。

FRANKIE VALLI & THE FOUR SEASONS "THE ANTHOLOGY" (One Day Music DAY2CD193)
Day2cd193a

Day2cd193b

イギリスの廉価盤レーベル、ワン・デイ・ミュージックから1月に出た、初期音源を集めた2枚組。50年の著作権保護期間を終了した音源をライセンスなしでコンパイルしたものと思われ、フォー・シーズンズ名義の1962年録音のほか、前身のフォー・ラヴァーズや、フランキー・ヴァリが1953年以降さまざまな名前を使ってソロやグループで出した音源が集められている。

既発音源ばかりだろうとスルーしていたのだが、初CD化曲が2曲(Johnny Halo (with The Four Seasons)の「More Lovin', Less Talkin'」とThe Village Voices名義の「Red Lips」)含まれていることに最近気付き、あわてて入手。ところがこの2枚組に収録されている50曲は、今月発売(オーダー済みで、現在到着待ち)の次の4枚組にもすべて収められていることが判明してしまったので、詳細はこの4枚組の到着後に改めて紹介したい。

FRANKIE VALLI & THE FOUR SEASONS "TWO CLASSIC ALBUMS PLUS THE FOUR LOVERS AND RARE SINGLES" (Real Gone Music RGMCD065)
2plus

ライノからは、LP時代のベスト盤3種のストレート・リイシューが出ている。
FRANKIE VALLI & THE FOUR SEASONS "GOLD VAULT OF HITS" (Rhino R2 534351)
Goldvault

FRANKIE VALLI & THE FOUR SEASONS "2ND VAULT OF GOLDEN HITS" (Rhino R2 534353)
2ndvault

FRANKIE VALLI "HITS" (Rhino Flashback 535406)
Hits

それぞれオリジナル・アルバム未収録シングルも含まれているが、現在ではすべて編集盤で容易に聴くことが可能であり、収録時間も短いので、改めてリリースする意味をあまり感じない(なので入手していない)。それよりも主要オリジナル・アルバムの再復刻にこそ着手してもらいたいものだ。

そして、一昨日入手したのがこれ。
FRANKIE VALLI AND THE FOUR SEASONS "LIVE IN CHICAGO 1982" (Immortal IMA 105015)
Ima105015a

Ima105015b

これは何かというと、以前から出回っていた1982年のライヴ映像から音声のみを抜き出したCDで、DVDの方も同タイトルでリリースされた(入荷待ち)。下のジャケット写真はネットから拾った。
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イモータルというのは、様々な人気アーティストのライヴDVDと、同一内容のCDとを続々とリリースしているヨーロッパのレーベルで、要はハーフ・オフィシャルというかブートレッグに近いもので、権利関係ははなはだ怪しいが、日本ではアマゾンとかタワー・レコードとかディスク・ユニオンで普通に売られている。

今回の『LIVE IN CHICAGO 1982』に関して言うと、ディスク・ユニオンではまだ扱いがないようだ。タワー・レコードではCDのみ5月9日発売予定でインフォメーションが出ていたので、5月5日にネットから横浜店での受取りを予約した(オンラインショップの方が価格が安かったが送料がかかり割高になってしまうので)。その後14日になって発売が6月10日に延期され、DVDも同日発売予定でインフォメーションが出た。アマゾンでも扱いが開始されCDが6月4日発売予定、DVDが5月21日予定と表示された。

ところから、その同じ14日の夕方にタワーから商品入荷のお知らせメールが届いたのでビックリ。確かに商品は入荷していて受け取れたので、こうして紹介しているわけだが、サイトでは6月発売と表示されたままなのはどういうことなのだろうか?

3CD+DVDのセット『JERSEY BEAT: THE MUSIC OF FRANKIE VALLI AND THE 4 SEASONS』(昨年10月にCDサイズのプライスダウン版が出て、買いやすくなった。まだの方は是非!)に納められたアーカイヴDVDを除くと、フランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズ単独の映像ソフトは、この1982年のシカゴ、パーク・ウェストでのライヴと、1992年のアトランティック・シティでのライヴの2種類が出回っている。比較的入手の容易な後者(いくつかのヴァリエーションあり)に比べて、前者は手に入れにくかった。

最初にソフト化されたのは1986年、こんな感じのVHSテープだったようだ。
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こちらはPALのVHSテープ。
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私が持っているのは、ブラジル盤DVDのこれ(リージョン・フリー)。
"FRANKIE VALLI & FOUR SEASONS" (Studio Gabia DVDM-029)
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イギリスでは、PAL/リージョン2のこんなパッケージでも出ていたようだ。
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今回のイモータルからのCDをブラジル盤DVDの音声と比べてみた。もともとモノラル録音で音質はそれなりなのだが(アマゾンのこのレヴューによればVHSに比べて画質も音質も落ちているようだが、私見では特に問題のあるレベルとは感じなかった)、CDはDVDよりも高域が落ちていて、こもった音になってしまっていた。音質の向上を期待していたので残念。そして、メンバーのア・カペラで歌われる「A Sunday Kind Of Love」の前に、ヴァリによる紹介とメンバー間のやりとりが4分ほどあるのだが、その部分はカットされている。また、最後の「Let's Hang On」のエンディング、DVDではヴァリが引っ込んだ後サックス・ソロの途中で短いナレーションが入り、その後フェイド・アウトして終わるのだが、CDではナレーションの前でフェイド・アウトしてしまうので、20秒ほど短い。イモータル盤DVDはどんな仕上がりなのだろうか?

CDには簡単なライナーが付いているが、彼らの歴史についての記述ばかりで、内容にはほとんど触れられておらず、肝心のメンバー紹介もない。確かにエンド・ロールにもメンバーのクレジットはなかったので仕方がないのだが(DVDには英語の字幕が付いているが、ヴァリがギター・ソロを弾くラリー・リングルを紹介する場面での字幕がLarry Leanwoodになってしまっていた)。

この時のメンバーは次の7人だ。
フランキー・ヴァリ:リード・ヴォーカル
ロビー・ロビンソン:キーボード&ミュージカル・ディレクター
ラリー・リングル:ギター&ヴォーカル
ジェリー・コルベータ:キーボード&ヴォーカル
レックス・ロビンソン:ベース&ヴォーカル
リン・ハンマン Lynn Hamman:ドラムス&ヴォーカル
チャック・ウィルソン:パーカッション&ヴォーカル
ここに10名から成るシカゴ・ホーン・セクションの面々が加わる。

音質はさておき、演奏自体は素晴らしい。1970年代後半のバンドを支えたドン・シコーニとジェリー・ポルチが抜けた後のステージだが、現在まで音楽監督を務めるロビー・ロビンソンを中心にタイトな演奏を聞かせる。このラインナップによる録音はほかにないので、その意味でも貴重である。20周年記念にふさわしいヒット曲のオンパレードで、ヴァリはショーマンシップあふれるステージを繰り広げ、観客もそれに反応して大いに盛り上がる。

(続く)

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